あの悪夢のような地震からもうすぐ一年が経とうとしています。
昨年の3月25日(日)、今まで感じたことがない大きな揺れで
私たちの住む町は大変な被害をうけました。
自然災害だからしょうがないと思うしかないけれど・・・
今まで普通に生活してきたことが、普通に生活できなくなった人達が
一年経った現在でもたくさんいます。
私の父母もその中の一員です。
田舎の築54年の大きな古い家には、震度6強はかなり辛かったのでしょう。
住宅被害を査定する方からの判定は、
全壊
柱は折れ、かなりひどい状態でした!
地震直後、建っているのが不思議なくらいでした。。。
父は、長年住み慣れた家を壊してしまおうかと一度は決断しましたが
私達の説得と大工さんの助言により、修復して住むことにしました。
地震直後に応急処置はしましたが、その後半年たっても
大工さんは大忙しでなかなか来てくれず、
ひびだらけのタイルのお風呂やトイレ、傾いた台所という状況が続いていました。
今年に入り、ようやく大工さんが来てくれました。
全部取り壊すのなら、重機であっという間に壊してしまうのですが、
部分的に修復となると大変です!
硬いタイルやコンクリートを壊したり、54年前に塗った土壁を落としたり・・・
落とした土壁の中には竹を紐(麻紐のような物)で編んだものがでてきました。
54年前には何とも手のこんだ仕事をしていたのですね~!
天井を落としたら、すごく太い梁が・・・
それを見た時
「ああ~!壊さなくてよかった~」と思いました。
今、同じような物を建てるには絶対無理だなと思ったからです。
地震により古い家は、かなりのダメージを受けました。
しかし、私はこの古い家にますますの愛着を感じるようになりました。
先日、やっと古い家の修復が終了しました。
「これでもう少し頑張ってね!」 とエールをおくっています。
和風の家の階段の下の廊下に主人が
ゼロデッキゴールド
をつけました。
和風の住宅とも調和もとれていてかなり良い感じです。
これからこの古い家とゼロデッキライトが、同じ時を刻んで行くのでしょう。。。
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