木々に囲まれた山道を、頂上目指して登っていく。
ときには鳥のさえずりの心癒され、
ときには下りの道に足取りも軽く。
それでもまたすぐに苦しい上りである。
額に汗して一歩一歩、また一歩一歩。
急に視界が開け、眼下に人家が見えてくる
“ああ、だいぶ登ってきたな”
そう思うまもなく、再び視界がさえぎられる。
また一歩一歩。
視界がなくても、一歩歩めば確実に頂上に近づいているのである。
仕事や趣味の稽古事を進める中で
なかなか上達しないと、ふと思うことがある。
自分にはその能力やセンスがないのだろうか、
もうやめてしまおうか。
しかし、あきらめてしまってはもうそれで終わりである。
ある無形文化財保持者の大家が
「こつこつとやってきているうちに
いつの間にか評価していただけるようになりました」
と言っていたが、
それは正直な感懐かもしれない。
飽きず、あせらず、あきらめず、一歩一歩
ただひたすらに歩んでいきたい。
進歩していないと感じているときが、
進歩しているときに違いないのである。
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